まちなか × リノベのある暮らしを求めて -長野市善光寺 門前編- vol.1 | まちごと屋

まちなか × リノベのある暮らしを求めて 
-長野市善光寺 門前編- vol.1

突然ですが、長野市善光寺前に広がる「門前」という地域を知っていますか?

「門前の物件が今、面白いことになっているらしい。」

以前から、どこからともなくそんな噂を耳にしていたのですが、先日ついに、門前の古い物件をセルフリノベーションして、門前暮らしを実践している方に出会う機会がありました。

彼の名前は、白石くん。
白石くんは、愛媛県今治市出身の23歳、現在、信州大学に通っている大学院生です。長野県小布施町という小さな町で、知人が主催した新年会で出会ったのでした。

↑白石くん。門前地域、西側にある「オリカフェ」にて。

門前という町のこと、そして、彼の住処である「旧シンカイ金物店」のこと。
そこでの日々の生活や、地域の人々との関わり、活動のこと。
彼の話を聞いていると、僕たち「まちごと屋」が高崎や群馬のまちなかで実現したいと考えている風景そのものが、すでに門前には存在しているような予感にとらわれたのです。

「まずは、歩いてみないと。」
そんなことを思い、知り合ったばかりの白石くんにfacebookで猛アタックしたのは2月中旬のこと。そして、案内を快諾してくれた白石くんの言葉に甘えて、3月のはじめに善光寺門前を訪問することにしたのでした。

結論からいえば、当初の予感通り、善光寺門前には、僕が思い描いていた町が広がっていました。ひとつひとつが個性的で、だけど、どこか統一感のあるお店や住居が、古い街並と調和しながら存在している感じ。

一日中歩きたおしても、その全体像を掴みきれないほど個性豊かな建物たちが、この町には広がっている。

あたたかくなってきたばかりの長野の日中を、11時に「シンカイ」を出発して3時間少し(お昼込み)で回ろうとしていた僕たちでしたが、想定時間を過ぎても、まだまだ門前エリアのアップダウンを、いったりきたり。それぞれの場所で白石くんが紡いだ関係性の豊かさに、充実感と心地よさを感じていたころ、そのあとの用事の時間が迫り、やむなく今回の町歩きは終了。
気づけばなんと、歩き始めてから7時間近くが経っていたのでした。

↑一生懸命案内してくれた白石くん。このときすでに、歩き始めて6時間が経過していました。

「建物に出会いが満ちて、まちになる。」

まちごと屋が掲げているこの言葉の意味を肌で感じることとなった、門前での一日。
このとてつもない心地よさを少しでも知ってもらえたら。そんなことを考えながら、あの日の門前のことを、これから数回に分けてコラムとして書きつづっていきたいと思います。


次号では、僕がまちあるきを通じて感じた「門前」という町のことを、もう少し深くご紹介していきます。

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